レアルクリニック レポートNO.3 2013年2月3日
イベント情報
2013.02.05
どの年代においても、
スペインでは長い指導は行わず、
短い時間で、集中して、トレーニングを行います。
今回の1時間半という時間も、スペインではこれ以上長い時間のトレーニングを一度の練習では行いません。
日本ではまだまだ、長い時間トレーニングを行っている指導を多く見かけますが、
それは、選手にとっても、また指導者にとっても良くないと思います。
選手の集中力は永遠と続くわけではありません。
そして、指導の時間がしっかりと決まっていれば、指導者もその時間内で伝えることを整理しなければいけません。
人の集中は、具体的な目的がある時に集中できると言われています。
目的が定まらなければ集中はできません。
長い時間トレーニングを行い、結局何を伝えたかったのか曖昧な指導では、
子供達も集中してトレーニングを行っていたとは言えません。
ナチョは、具体的に、芯の通った指導で、しっかりと子供達を集中させてトレーニングを行っていたので、
学ぶべきことが多くありました。
言葉と情熱
スペイン語でナチョが情熱的に話している時、通訳をする前でも、子供たちは大きく頷いていました。
言葉が通じなくても、きっと子供達にはナチョが伝えようとしていることが分かったのだと思います。
それだけ、言葉は伝えたい気持ちが強ければしっかりと伝わるのだと思いました。
私たちソルティーロとしても、言葉一つにもっと拘り、どの年代の子供達にもしっかりと伝わる言葉選びを考えていきたいと思います。
今回のレアルクリニックでは、私どもスタッフも多くの事を学びました。
また、夏にはキャンプ等も考えています。
その際に是非ご参加ください。
ソルティーロディレクター
鈴木良介